入院体験記その2 本当の我慢強さとは?!
こんにちは、あゆみです。
昨日、無事に退院することができました。
色んな人に支えられていると実感した1ヶ月でした。
本当にありがとうございました😊
それにしても、予想の3倍の3桁越えの入院費に目が飛び出るかと思いました。高額医療費制度を利用したので、その数%だけで良かったので、本当にありがたい制度です。そんな制度がある事も全く知らなかったので、良い社会勉強になりました。
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今日は、入院生活で感じた4つの大切な事から
①《自分の我慢強さに呆然》
申し訳なさ(罪悪感)や諦めがそれを増強し、時にそれが命を脅かす事がある。
をお届けします。
今日もお付き合いよろしくお願いします!
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私は、昔から真面目で頑張り屋、我慢強いです。
我慢強いで思い出す事は…‥。
高校時代、陸上部の合宿で、朝、午前、午後の練習を終えて、ご飯を食べた後の夜練で、インターバルトレーニング100メートル×20本(Jogつなぎ)をした時に尊敬する監督から「根性が凄い」と言われた事です。もちろん、最高の褒め言葉だと思った私です。
その当時、私が最高に心震えた言葉は、
「1番をとることは、1番苦しく、1番楽しい」
だったので、そんじょそこらの、苦しい練習には頑張れるし、我慢して耐えれてしまうわけです。
というわけで、我慢強さには定評のある私ですが、今回の入院で、私には自分の想像を超える我慢強さがあると痛感しました。それは、時に命を脅かす事もあると知りました。
前の記事でも書きましたが、
発熱して自宅で過ごした5日間は、高熱に耐えて耐えて耐え忍びました。熱による幻覚や、体と心が分裂していく感覚。もの凄い悪寒、ふるえとの戦い。最終的には、命に関わると言われて緊急入院。
入院して、看護師さん複数人に言われたのは「私だったらすぐ病院いく」の一言。呆然としました。
もちろん、「いやいやコロナ禍やん、救急車も帰っていったやん」と思いましたよ。でも、色んな状況があったとはいえ、もしかしたら、看護師さんが言ったように、強引に病院に行けたのかもしれません。
けれど、私は
「コロナ禍でみんな大変だから、申し訳けないから、私が我慢すればいい」
「周りに迷惑や心配をかけてはいけない」
「自分で何とかするしかない」
「耐えるしか道はない」
とばかり考えていました。
こういう思いが、我慢強さを増強させました。
その心の奥底には、「私は助けてもらえない」という諦めがあったような気がします。
「自分で何とかするしかない」と腹を括ると、自分で高熱を乗りこなしてるとさえ思えてくるんですよね。ここまでくると変なプライドと意地も入ってきてます。最終的には「迷惑かけるから、私の事はほっといてくれ!」と母親に怒り出す始末。
もう、まともな状況判断はできていなかったんです。異常な症状だとわかっていても、実際、死ぬかと思うくらいしんどかったんですよ。それでも、我慢してしまうのですから。
そういった状況で、私以上に、私の状態の危険さを察知し、怒って嫌がる私を説き伏せ救急車を呼んだり、色んな所に電話をして、諦めず、最終的にきっちり見てくれるであろう病院に連れて行ってくれたのは母親でした。
大袈裟ですが、私の命を救ってくれたのは母親だと思っています。母親の愛って凄いんだなと改めて実感しました。
命に関わることはなくても、誰でも「私が我慢すればいい」と、知らず知らずに限界以上まで行ってしまってる事ってたくさんあると思うんです。そして、本人はその事に全く気がついていないんです。
きっと、私に関わる人達は、同じ人種の方ばかりだと思うので、そういう方が多いんじゃないかなぁと思います。それは未来のクライアントさんも例外なく。
きっと《我慢強くて頑張り屋で、心優しい》人。
我慢が悪いわけではないと思います。時に我慢や耐える事も大切な時ってあります。例えば、トレーニング中とかそうですよね。
ただ、やっぱり、自分を犠牲にして限界を超えてまで我慢することは良くないと思います。
カウンセラーとして、母が救ってくれたように、そういう方の、ストッパー役のような存在になりたいと思うのです
そして、そこまで、頑張れる力を、自分を犠牲にすることなく、その人らしく思う存分発揮してもらえるよう、道標のような存在になれたらと思います。
私のカウンセラー像の1つが見えた出来事でした。
それにしても、お医者さんでもないのに、これだけ、高熱が出ていて、「自分で何とかする」って腹の括り方が酷いですよね。今から思うと、どんなやせ我慢や!!と笑ってしまいます。本当にやせ我慢。今日の長い文章を要約するとやせ我慢の一言で片付きますね🤣
皆さん、専門外や自分の力の及ばない事は、速攻!!!!誰かにお願いしてしまいましょう。
そこに、変な我慢や遠慮はいりません。そうすれば、必ず、誰かが助けてくれますから。
次回は、そんな、助けてもらう事や甘える事について、体験したこと、感じた事を書いて行きます。
今日も読んでいただいてありがとうございます😊