小さな喜びを大きな幸せに

心理カウンセラー歩の「ライフワークを生きる」応援ブログ✨

入院体験記その3 世の中はシンプル

こんにちは、あゆみです。

今週、仕事復帰しました。

世の中には段差や階段がこんなに多いものか!と思い知らされています。筋力が落ちている私には、通勤もトレーニングです!お調子ものなので、「ぼちぼちゆっくり」と言い聞かせてます。

 

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今日は入院生活で感じた4つの大切な事から、

②《助けてくださいと言うこと、甘えること》

助けてと言えば、助けてくれる(驚愕)!

私が甘えると、みんなが喜ぶ(驚愕)!

をお届けします。

本日もお付き合いよろしくお願いします。

 

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☆助けてと言えば、助けてくれる(驚愕)!☆

私には昔から「私は不器用で何もできない」という思いがあって、そんな自分を責めてきました。

だから、助けの手が差し伸べられても、「この人生、色んな人の手を煩わせてきたから、助けてもらうなんて申し訳なくて出来ません、自分で何とかします」と助けを拒否する傾向があります。助けてもらわないといけない自分を更に責めて、罪悪感が強くなるんですよね。

その上、責任感も強いものですから、自分から「助けてください」とも言えないんです。むしろ、助けてもらうという概念がないのかもしれません。

そのくせに、「助けてもらえない」と拗ねたり、不満に思う事も多いんですよね。困ったものです。

皆さんはどうでしょうか?!

 

さて、PCR検査で陰性の結果が出た翌日、母親が色んな病院に電話して、ちゃんと診てくれる病院に連れていってくれました。

病院に着いた時も体温は40度を超えていて、陰性だと伝えても、最初はコロナだと疑われました。

私は、病院に来たからには、適切な検査をしてくれるだろうと期待していたので、何の検査もせずに「解熱剤をもっと強いものにしましょうか?」と先生に言われた時は、愕然としました。

解熱剤では意味がないということは、異常な症状から確信していました。(もちろん、この時点では私の勘ですが、後で調べると、高熱、悪寒とふるえ、幻想や他にも色んな症状が、敗血症のよくある症状でした!)

もともと私は、自分の本当の気持ちや希望を口にする事が苦手なタイプです。人の目が気になって、ものすごく恥ずかしくなるんです(そういえば、まだ、若かりし頃、彼氏と別れ話になって、気持ちが言えずに2時間黙っていた事もありました)。

病院でも、先生に、自分の希望(解熱剤ではなく、適切な薬を処方して欲しい)を言えなかったにもかかわらず、「解熱剤を〜」と言われた時に「はい、お願いします」と言ってしまいました。NOが言えない人も発揮です。

諦めもどこかに入っていたので、「やっぱり私は助けてもらえないのかぁ。自分の本当の気持ちや希望が伝えられずに、また私は諦めるのか。今までと同じパターンだなぁ〜どうしよう。。」と、熱で頭がボーとする中、考えていました。

でも、その時、それでは嫌だと思えたんです。もちろん、本当にしんどかったという事もありますが、母が諦めずに病院に連れてきてくれたのに、私が諦めてどうするんだと言う思いが湧いてきたのです。

 

「私はコロナでも、コロナでなくてもどちらでもいいんです。とにかく、この状況から助けてください」

 

元々、血液検査などする予定だったのかもしれませんが、そう、先生に言ってから、先生の態度が変わったように感じます。そこからは、色んな検査をして、適切な処置をしてくださいました。

 

助けてもらう事が苦手で、自分の気持ちを言う事も苦手な私には、この「助けてください」と言う言葉を言えた事はとても大きなことでした。

今思う事は、世の中はシンプルで、

《助けてくださいと言えば、助けてくれる》

ということ。それを、「迷惑だから自分で何とかしないといけない」だとか、「どうせ助けてくれない」だとか、ややこしくさせているのは自分なんだと痛感しました。

そして、助けてもらう事は、恥ずかしい事でも、迷惑をかける事でもなければ、悪い事でも全くないということ。

皆、助け合いながら生きていて、助けてもらってきたからこそ、私は、今、ここにいるんだと思います。

 

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☆私が甘えると、みんなが喜ぶ(驚愕)!☆

入院してからも、退院してからも、私は何人かの方に「あなたは無理をしすぎるから、もっと甘えなさい」(ほぼ命令)と口を揃えて言われました。

私としては、先に書いたように、「私は何も出来ない」から、今まで散々甘えてきたと思っていましたし、その分、自分で頑張ってなんぼだと思って生きてきたので、これ以上どうやって甘えるの??!という感じです。おまけに、入院して心配かけているのに、これ以上、迷惑はかけられないという気持ちもありました。

それがどうでしょう!!入院中でどうにもこうにも、自分では出来ないから、しょうがなく、「〇〇が欲しいから買ってきて欲しい」と頼んだ(結果的に甘えた)事に、相手は「頼んでくれるのが嬉しい」と喜ぶのです。 

喜んでくれたのは、1人だけではなく、甘えなさいと言ってくれた人全員でした。しかも、皆さん嬉しさで目が輝いてるんですよね笑

目からウロコでした。甘えたら喜ぶなんて不思議な事もあるものだなぁと、頭を傾げました。むず痒くもなり、同時に申し訳なくも感じました。

でも、それを拒否する事は、相手の喜びを奪う事になる。それは違うなと思い、素直に甘えようと思えました。

甘える事が相手にとっての喜びになる事を初めて実感した出来事でした。

 

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助けてもらう事も、甘える事も、大きな体験と気付きでしたが、私はきっと、また「そんな事出来ない!!!」って悶絶すると思います。人生の癖ですから。しょうがないですよね。

でも、その度に、チャレンジして行きたいと思います。

甘えた時の相手の目の輝き、忘れずに。

きっと、反対の状況なら、私も目が今の何倍も輝くはずですもんね♪